PROFILE
大久保さん。タクシードライバー。国際自動車(kmタクシー)株式会社羽田営業所所属。2014年度中途入社。隔日勤務。(取材日:7月29日)
大久保さんはお子さんが生まれたことがきっかけでタクシードライバーに転職されたそうで。
はい。前職は雑誌の編集をしていたのですが時間も不規則で肉体的にもハード。共働きだったのでそれも大変だなと思いまして。
タクシードライバーになってお子さんが生まれて、それから今はどうですか?
子どもが今年6歳になりました。明けの日は幼稚園に子どもを迎えに行ったり、講演やプールに連れていったりしています。日中に子どもといられるのは、特に子どもが小さいと嬉しいですよね。
日中にお子さんといられるのは隔日勤務の良いところですよね。でも隔日勤務は拘束時間が20時間、ぶっちゃけキツくないですか?
いや、そんなこともないですよ。前職でも校了日前は明け方まで仕事をすることもありましたし、翌朝も仕事でしたから。タクシードライバーは明けの日は休みですからね。全然違います。疲れを貯めないように睡眠時間をしっかり確保することは気をつけていますね。明けの日は家が遠いのもあって4時過ぎから10時くらいまで会社の仮眠室で寝ています。
大久保さんは英語が話せると聞きました。英語のスキルは活かせていますか?
そうですね。最近外国人のお客さまも増えていますからね。多い日は4割くらい外国の方だと思います。
外国の方を乗せる時に何か気をつけていることなどはありますか?
片言の日本語で頑張って話してくる方も多いんですけど、話づらそうにしていたら「英語でも大丈夫ですよ」とお声掛けをしています。すると大体喜んでいただけますね。「英語が通じるタクシードライバーに初めて会った」と言われることも多いです。まだ英語が話せるタクシードライバーは少ないんでしょうね。英語が通じて当然、という感じのお客さまにはお会いしたことがないです。
結構お客さんと話されるんですか?
それはお客さまによります。当然のことながら喋りたい人と喋りたくない人がいますから。自分は「臨機応変」が仕事のキーだと思っています。お客様のニーズを的確に判断するのは大事な仕事の一つです。
なるほど。大久保さんのプロ意識が伝わってきました。
今日はすごく暑いですが、気をつけていることなど何かありますか?
夏は涼しさを求めてタクシーを利用する方が多いので、冷房は効かしておくようにしています。でもドライバーはずっと冷房の効いた車内にいることになるので私は夏でも常に上着を着て仕事をしていますね。
何か他に仕事をする上でのこだわりなどってあったりするんですか?
手袋をするようにしているのは一つこだわりと言えるかもしれません。会社の規則的には迎車の時など特別な時以外は手袋をする義務はないのですが私は常にすることにしています。手袋をすると気持ちのスイッチが切り替わるんですよね。
でも夏は手袋をしていると暑くないですか?
意外にそうでもなくて、私は手汗をかく方なんですけど綿の手袋が吸ってくれてむしろ快適なんですよ。あと、手袋をしていると見栄えもいいですしね。
確かに一つグレードの高いタクシードライバーに見えます!ドライバーとしてのやりがいを教えていただけますか?
一番は自分で考えて仕事ができるところですかね。営業のスキルアップのためにいつどこを走るとどんなお客さまが乗ってくるか、傾向を分析して頭の中にデータとして入れておくようにしています。どの道を走ってもいいわけですが道を選ぶ際にその道を選ぶ理由付けをするようにしています。それでどうだったかを後で振り返って、その繰り返しですね。そういうことを毎回きちんとやっている先輩の方が稼ぎもいいですし。kmタクシーは歩合制なので稼げば稼いだ分だけお金がもらえることもモチベーションになっています。
なるほど。大久保さん、貴重なお話ありがとうございました!
大久保さん のインタビューは国際自動車(kmタクシー)求人採用サイトでも紹介しています。「転職のきっかけは子育てだった」。 パパドライバーが語る、タクシー業界の魅力に迫る。 | 国際自動車(kmタクシー)求人採用サイト https://www.km-recruit.jp/drivers/drivers-career/28319