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社員紹介(タクシードライバー/ハイヤードライバー/バスドライバー/ほか)
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2018.10.01

国際自動車(kmタクシー)株式会社東雲営業所 斎藤(さいとう)さん

PROFILE.
斎藤(さいとう)さん。タクシードライバー。国際自動車(kmタクシー)株式会社東雲営業所所属。2007年6月中途(キャリア)入社。隔日勤務。趣味はゲームや漫画を読むこと。(取材:2018年9月26日)

今回は若手タクシードライバーの斎藤さんにお話を伺います!

よろしくお願いします。最近は新卒でタクシードライバーが毎年100名以上入社してきているので、35歳の私が若手といえるかどうか(笑)

国際自動車(kmタクシー)では、20代のタクシードライバーが男女問わず増加傾向にあるんですよね。

そうです、驚きですよね。私は今から約10年ほど前に国際自動車(kmタクシー)に入社しましたが、当時は50代や60代のベテランドライバーばかりで、若い人も女性もほとんどいませんでした。当時24歳だった私はかなり目立ちましたね。

馴染むのは難しくなかったですか?

最初は不安でしたけど、仲良くなると先輩たちがご飯によく連れて行ってくれて楽しかったですよ。特に、タクシードライバーとして働くうえで最も重要だと思えることを厳しく根気強く教えていただいたので、本当に感謝しているんです。

タクシードライバーとして働くうえで最も重要なこと?ぜひ教えてください!

車の手入れです。要は洗車ですね。

え!丁寧な接客とか、おもてなしの心とかじゃないんですか!

私はその土台が「車を大事にする姿勢」だと思っています。国際自動車グループのモットーは「ホスピタリティ・ドライビングkm~お客さまの笑顔を、私たちの喜びとして」ですが、私にとってのホスピタリティの実践とは「洗車」なんです。

どうして斎藤さんは洗車をそんなに大事にしているのでしょう?

うーん、理由ですか?私にしてみたら、洗車を丁寧に行うことは当たり前ですが・・・。新人の頃は少しでも車体に泥がつくと先輩たちにめちゃめちゃ怒られました。中には「面倒くさい」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、綺麗な車でお客さまをお迎えした方が絶対に気持ち良いですよ。丁寧に洗車をするとタクシーに愛着が湧きますし、仕事への自信や誇りはそういった小さな積み重ねから徐々に育つと思うんです。

なるほど、洗車は自分のためでもあるんですね。

もちろん、お客さまのためでもあります。さらに、ドライバーは1台のタクシーを2名で交互に使用しますから、次に使うドライバーのためでもあります。以前、前の人が洗車したタクシーに乗っていたら、お客さまに「なに、この車。汚いね」と指摘されたことがありました。それが凄く恥ずかしかったし、悔しかったんです。「自分は絶対にピカピカにして次のドライバーに渡す!」と改めて思いましたね。

そう思うと、洗車って本当に大事ですね。

車の耐久年数にも影響しますし、国際自動車(kmタクシー)ブランドにも関わってくると思いますから、繰り返しますが、本当に大事です。
 

この10年でタクシー業界は時代とともに大きく変わってきました。好景気だった昔は、1万円、2万円という長距離利用のお客さまが多く、私も1日に4回連続であたったことがあります。

最近はどうですか?

今は長距離利用のお客さまと出会う確率は確かに減ったものの、「タクシーは昔ほど稼げない」ということではないと思います。休憩をきちんと取った中で、営業方法の戦略を考えきちんと稼いでいる人が多くいますし、私もそちらを意識しています。何も考えずのんびり過ごしていたらそれ相応の給与になりますが、仲間と情報交換したり、戦略を考えたり、色々工夫すればちゃんと稼げると思いますよ。

時代に合わせた働き方があるんですね。

最近は「稼いでやる!」とやる気に溢れる若いタクシードライバーがどんどん増えてきたので、良い刺激になります。彼らの一生懸命さを見ていると、「私も頑張らないと!」と思います。

業界は確実に変わってきていますね。

そういう変化のときだからこそ、「洗車を丁寧に行って、車を大事に使う」という軸がブレてはいけないと思っています。もしこの記事を読んでくださっている方がタクシードライバーになったら、ぜひじっくりタクシーを磨いてみてほしいです。お客さまをきれいな空間でおもてなしするって、とっても良いものですよ。きっと好きになると思います。

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