今回お話を伺ったのはタクシードライバーの小峰さんです。
小峰さんは、なんと4人のお子さんを育てるお母さんです。前職ではペットボトルや缶の回収業を行っていましたが、「男性と対等に働ける仕事をしたい」という思いからタクシードライバーへの転職を決めたそうです。
また、最近ではバイクの免許を取得され、旦那さんとハーレーでのツーリングするのを楽しんでいるそう。
そんな働き方も趣味もかっこいい小峰さんに、「ホスピタリティとは何か?」という質問に答えていただきました。
タクシードライバーの仕事をする上で道を覚えることはもちろんですが、それ以上にコミュニケーションが大事だと思っているんです。だから、お客さまに合ったお声掛けや、コミュニケーションは特に意識していますよ。
例えば、年配のお客さまは車内でお支払いをした後、申し訳ないのか、お財布を開けたまま降りようとするんです。そういう時は「ゆっくりでいいですよ~」、「閉めてからで大丈夫ですよ~」と声を掛けてあげるようしています。そうすると、「早く降りなきゃ!」なんて思っていたお客さまも落ち着いて次の動作に移れるので、喜んでいただけます。
他にも、足の悪い方がご乗車される時であれば「足入りましたか~?」、「扉を閉めますよ~」なんて声を掛けてあげると気持ち良く乗車できますよね。
なので、入社する時に地理が分からなくて不安に思っている方もいるかもしれませんが、お客さまとのコミュニケーションをしっかり取ることができれば、お客さまに上手に道を聞くこともできると思いますし、お客さまにも十分に満足していただけると思いますよ。
小峰さんの入社までの経緯やタクシードライバーとしてのエピソードは以下の記事からご覧いただけます。
元ダンプカー女性運転手。転職の理由はタクシーには男女差が無いから