今回お話を伺ったのは、2016年8月にキャリア(中途)入社したハイヤードライバーの松邨(まつむら)さんです。
松邨さんは16歳の時にガソリンスタンドや飲食店のウエイターといったサービス業を経験して以来、お客さまの笑顔を近くで見ることができる職業にずっと興味を持っていました。新卒で人材派遣会社に就職してからも、その想いはずっと消えません。
同時に、職場に訪れたハイヤードライバーがドアサービスを行う瞬間を見ては「立ち振舞がかっこいいなあ」と憧れの気持ちを抱いていました。
転職を考え、「接客業のフィールドでもっと人の役にたつ仕事をしたい」と思い立ったとき、真っ先に浮かんだのがハイヤードライバーだったのです。
そんな松邨さんに、「ホスピタリティとは何か?」という質問に答えていただきました。
ホスピタリティとは、「言われる前に行動すること」だと思います。
私は前職時代、新人の時に「受け身じゃダメだよ」と何度も言われていました。
相手の立場に立ってモノを考え、先回りして行動する訓練を何年も受けてきたように思います。
ハイヤードライバーとなった今でもベースは変わりません。
例えば温度。「寒いから温度を上げて」と言われてしまうのは論外ですが、時にはお客さまが言いづらいシチュエーションもあるかもしれません。体感温度は人によって異なります。そんな時にお客さまの表情や言葉のニュアンスを察知し、素早く対処するのがホスピタリティのあるハイヤードライバーだと思います。
指示されて行動することは誰にでもできます。
私が転職の時に目指したレベルはもっと高いところにありました。「質の高いサービスを提供している会社で思いっきりホスピタリティを発揮したい」。そう思う私にとって国際自動車はぴったりでした。国際自動車の研修では「お客さまご満足いただく」という考えが根本にあります。
「そんなことで満足していただけると思いますか?」「妥協は絶対にダメです」
時にはコーチからこんな厳しい言葉をかけられることもありました。「他の会社はここまでやっているのか?」と思うほど、厳しさの中に情熱を感じ、国際自動車を選んで良かったと思います。
研修で学んだ基本を忘れず、言われる前に行動できるハイヤードライバーになって多くのお客さまにご満足していただける仕事をしていきたいと思います。「松邨さんに頼んで良かった」と思っていただけるよう頑張ります。
松邨さんがハイヤードライバーとして奮闘するエピソードは以下の記事からご覧いただけます。
40代から憧れのハイヤードライバーに転職。スポットや専属などハイヤーならではの仕事内容を紹介。