今回お話を伺ったのは、2015年に新卒で国際ハイヤーに入社した高橋さんです。
高橋さんはタクシードライバーとして活躍した後、2016年5月に開催された「伊勢志摩サミット(第42回先進国首脳会議)」のV.I.Pの送迎に携わったことをきっかけにハイヤードライバーに転向しました。
23歳(2016年11月当時)という若さで、大手企業の専属ドライバーとして堂々と働く高橋さんに、ホスピタリティとは何かという質問に答えていただきました。
私にとってのホスピタリティとは、お客さまの期待以上のことをすることです。
ハイヤードライバーの仕事は安全・確実・迅速・快適にお客さまを目的地までお送りすることです。
それらはマニュアルに書いてあることであり、お客さまにとっては対価を支払った以上、当然なされるべきことです。
一方、「ホスピタリティ」とは求められていることを行うことであり、マニュアルに書いてあることではありません。
例えば、接待を受けているお客さまをお迎えに上がる場面。
ハイヤーが発進する前に、お連れの方の挨拶があります。その時、後部座席のお客さまに指示されなくても窓を開けておく。こういった些細な行動がホスピタリティに繋がると思っています。なぜならお客さまがハイヤーを利用する目的は、狭義では大切な方を安全にお送りすることですが、広義では接待を成功させることだからです。
お客さまお一人お一人の利用目的を考えた上で『お客さまにしてさしあげられることは何なのか?』ということをいつも念頭に置くように心がけています。ドライバーである私ができることは限られていますが、「高橋さんが来てくれて良かった」と思っていただけるような仕事をしていきたいと思います。
高橋さんの詳しい仕事内容については以下よりご覧いただけます。
タクシードライバーとハイヤードライバー、どちらが自分向き?20代若手ドライバーに違いを聞いてみました