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km VOICE

社員紹介(タクシードライバー/ハイヤードライバー/バスドライバー/ほか)
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2022.09.05

犬好き。特に柴犬が好き。愛犬と旅する「ワンぽちツアーズ」は大倉さんの天職かも?!

PROFILE
2008年 中途入社 大倉さん
国際自動車 kmモビリティサービス ワンぽちツアーズ担当ドライバー

どんなことが起こってもペースを守る。
きっとドライバーたちは共感するはず!

今回の「kmVOICE」は「観光バス」に焦点を当てて、バスドライバーに取材をしたいと思います。ワンぽちツアーズ担当ドライバーの大倉さん、本日はよろしくお願いいたします!早速ですが前職では、どのようなお仕事をされていたのでしょうか?

前職では、トラックのドライバーとして働いていました。ふと、トラックよりも大きい車を運転したい…と思い始めまして。より大きなトラックのドライバーを目指す選択肢もありましたが、それでは元の仕事内容から変わり映えしません。今より大きな車で違うサービスを…と考える内に「バスドライバー」という選択肢を見付けました。また、人と関わる仕事の魅力に惹かれたのも理由の一つですね。

人と関わる仕事を求めての転職だったんですね。

バスドライバーとして働き始めて「ならでは」の壁にぶつかることもありました。お客さまが体調を崩してしまうことがあると、自分の運転が悪かったのかな…など落ち込むことも。バスドライバーに限らず、タクシードライバー、ハイヤードライバーの方も同じ経験をしていると思います。ただ、どんなことがあっても、テンションが落ちた状態で運転するのはNGですよね。どんな時でも交通ルール・マナーを遵守して安全に運行すること求められますから。ドライバーは、気持ちを持ち直し、焦らないで立て直すことがいちばん大切だと思います。きっと、共感してくださるドライバーの方は多いはず。

確かに、お客さまをお乗せするドライバーという仕事「ならでは」の難しさもありますよね。

そうですね。トラブルに流されず、いい意味でマイペースに仕事を進めるのが大事だと思います。例えばお客さまからご意見いただいた時。修正して対応するのはとても重要なことですが、その修正・対応が「焦る」「急ぐ」という方法で解決されるのは本末転倒だと思うんです。正しい方法で解決に導くことが、最短距離の解決策ですね。

いい意味でマイペースに。焦らず地道に、ですね。

元々トラックのドライバーをしていた頃は何でも素早く時間との戦い…という働き方だったんです。そんな環境の中で、事故を起こしてしまう人たちを目撃することもありました。これまでの経験から「焦る」「急ぐ」は危険…と気付いたんです。ま、そんな私でも、焦ったり、急いだり、走ったりすることもありますけどね。愛犬もなかの散歩の時ですが(笑)。

なんと!プライベートでは爆走(笑)。

愛犬「もなか」ちゃん。もなちゃんと呼ばれているらしい。

ワンちゃんとの旅を快適に!
専用車両には、どんな特徴が?

大倉さんは「ワンぽちツアーズ」担当ドライバーとお聞きしました。

そうなんです!今日用意したのが、「ワンぽちツアーズ」専用車両です。「ワンぽちツアーズ」はドッグフレンドリーなペット愛犬ツアー。その名前の通り犬…ワンちゃんと旅行を楽しめます。これまでの「愛犬との旅行」は、基本的に飼い主が主役。ワンちゃんはカバンやケージ、クレートに入ってトランクルームへ…。一緒にお出掛けすることが難しい場所もあります。「ワンぽちツアーズ」では、犬種・大きさ問わず、ワンちゃんと飼い主さまが同じ座席に座って、一緒にお出掛けできる特別なツアー。安心して、愛犬との大切なひと時をお過ごしいただけます。このサービスは、国際自動車の愛犬家社員の声から生まれたサービスって知ってました?


旅行中、人間の都合に振り回されるワンちゃんが多いが、ワンちゃんと飼い主が安心して旅行を楽しむ姿が見たい。モビリティを扱う会社の社員として、せめて自分の仕事としてできる範疇でのペットとの共生を願い、この思いに共感してくれる飼い主の犬友の輪を広げたいという願いが込められているんです。

旅行中、人間の都合に振り回されるワンちゃんが多いが、ワンちゃんと飼い主が安心して旅行を楽しむ姿が見たい。モビリティを扱う会社の社員として、せめて自分の仕事としてできる範疇でのペットとの共生を願い、この思いに共感してくれる飼い主の犬友の輪を広げたいという願いが込められているんです。

なんと、ワンちゃんと一緒に乗れる観光バスなんですね!そして、社員の声から生まれたサービスだったとは…。

このツアーに集まるのは、犬好きのお客さま。飼い主さん同士の会話が盛り上がり、濃密なコミュニケーションの機会になっていますよ!また、ワンちゃん同士の交流もありますよ。飼い主さんもワンちゃんも、みんなでワイワイ。犬好きには堪らない時間になると思います。先程申し上げた通り、ワンちゃんと一緒に行動できるエリアへのご案内を中心にしていますので、例えばお食事の時も愛犬と一緒にお過ごしいただけます。

ワンちゃんと一緒の時間を過ごす…このサービスのためにあらゆるサポートを行なっているようですね。この車両は、通常の物とは異なる設備が整っているんでしょうか?

まず、今回ご用意したのは「ワンボックス」タイプの車両ですが、この他にも「大型バス」タイプの専用車もご用意していて、参加人数によって使い分けております。ワンちゃんが乗るので汚れを防止する特別なシートを使用しており、シートベルトの所には、ワンちゃんを安全に繋ぐ安全ベルトを用意しています。通常ではカバンに入れてトランクに…という対応になる所を、「ワンぽちツアーズ」では乗車中もワンちゃんと一緒にお過ごしいたけるんです!

なるほど!ワンちゃんの毛や汚れを防止する特別な車両になっているんですね。

ちなみにこのワンちゃん専用シートは、国際自動車(kmモビリティサービス)がワンぽちツアーズの為に自社開発したオリジナルの物なんですよ。

そうなんですね!社員の声から「ワンぽちツアーズ」が生まれ、こうしたアイデア商品が連鎖的に社内から生まれる…国際自動車ならではの良い循環が生まれているんですね。

理由は「犬好き」だから?
「ワンぽちツアーズ」担当になった理由

社員の声から生まれた「ワンぽちツアーズ」ですが、そのサービス開始に当たりドライバーの募集がありました。バスドライバーの中で私が選ばれまして。なんで選ばれたんだろう?…と思いましたが、そういえば犬を飼っているな、と(笑)。

確かに、「犬好き」という大きなポイントだと思います(笑)。ちなみに、ご自身がワンちゃんを飼っていることで多くの知識をお持ちと思いますが、「ワンぽちツアーズ」の中でどのように活きていますか?

ワンちゃんの体調管理についての知識には、一日の長があるように思います。例えば、暑がりなので車内温度を低めに保つなど。冷却シートのご用意もあるので、時と場合に応じて座席に敷くこともあります。

なるほど。やっぱり、犬好きドライバー「ならでは」の仕事の流儀があるのですね。

「ワンぽちツアーズ」は現在3回ほどご案内させていただきました。お客さまとのコミュニケーションの中で、少し気付いたことがありまして…。飼い主さんは、ご自身が飼っているワンちゃんの「犬種」が好きなんだな、ということです。飼い主さん同士のコミュニケーションの機会も多いのですが、同じ犬種の方が話が弾むような気がしています。

取材班(kmメンバー):もしかすると、「犬種」に絞ったツアーを設けるのもアリかもしれませんね…!

そうですね!思えば私もワンちゃんが好きという以上に「柴犬」が好きだな…と。意外と「犬種」に絞ったツアーを作れば、お客さまのニーズに合ったサービスを提供できるかもしれません。柴犬ツアー、私も参加してみたいです!

取材班(kmメンバー):これは企画の可能性アリですね…!

…何やら、新たな企画が生まれそうな予感です(笑)。こうして、国際自動車のクリエイティブな企画が生まれていくんですね!ちなみに、通常の観光バスと「ワンぽちツアーズ」の観光バスでは、運転など注意点は変わるのでしょうか?

いえ、これはあまり変わらないと思います。なぜなら、人間でもワンちゃんでも「安全運転」が基本ですから。どんな観光バスで、どんなサービスをしていても交通ルール・マナーを守った運行を心掛ける。これが、いちばん大切なことだと思います。

なるほど、どんな時でも「基本」に忠実にあるべき、と。本日は貴重なお話をありがとうございました!

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