PROFILE
八木さん。タクシードライバー。国際自動車(kmタクシー)株式会社三鷹営業所所属。2016年9月中途入社。日勤。(取材:2019年5月28日)
まず、タクシードライバーになったきっかけを教えてください。
私はシングルマザーで、バリバリ稼いで子どもの学費をしっかり賄いたいと考えていたんです。前職は介護福祉士のパートを7年続けていましたが、子どもが小学校高学年になったタイミングで、正社員で長く勤められるところに転職したいと考え、タクシードライバーになりました。特にkmタクシーは勤務スタイルを「日勤」と「隔日勤務」から選べますし、出勤日の融通が利きやすいので、平日の学校行事への参加といった子育てに関する時間もしっかり確保できると考えたことも、転職の大きなポイントです。子育てとの両立というところで言うと、日勤は17時には帰宅するので子どもと触れ合う時間が長く取れるようになりました。子どもの体調がすぐれない時には、上司から「子どものことを優先してあげなさい」とあたたかい言葉をいただくこともあります。子育てと仕事のバランスが取れる良い環境の中で働けていますね。
なるほど。転職活動をされているときは、最初から「タクシードライバー」という選択肢はあったんですか?
実は考えたこともなかったんです。「男性社会」のイメージが強くて、正直怖い印象しかなかった。でも、たまたま女性のタクシードライバーが増えてきているというニュースを聞いて、意外とアリだなと考えたんですよ。先ほど挙げた通り、勤務スタイルを選べますし、何より働けば働いただけのお給料が出るというところも、自分の需要にマッチしているなと思いました。もともと勤めていた職場から、復帰しないかと声をかけられたこともあったんですが、子育てとの両立を考えたら、もうkmタクシーの一択になっていましたね。
本当に思い切った転職の決断ですよね。もともと運転は得意だったのですか?
近場に買い物に行くときにちょっと乗るくらいだったので、運転は上手くなかったですね。むしろ運転に関しては割と臆病なきらいがあって、例えば二車線のところで大型トラックが少しはみ出ていたりすると、怖くて横を通れないぐらいでした。なので入社当時、研修では本当に手厚く指導いただいて、とても助かりました。入社3年目の今も、まだまだ運転スキルは向上の余地があるので、これからもフレッシュな気持ちで、日々成長していきたいと思っています。
働く中でスキルを磨いていけるのですね。研修が手厚かったとのことですが、何か印象に残っているエピソードはありますか?
kmタクシーはとにく人があたたかい会社なので、サポートいただいたことに関してはたくさんエピソードがありますよ。特に印象深いのは、私を担当してくださっていた前班長のことです。もう亡くなられてしまったのですが、部下のみんなに、業務中に使いやすいよう工夫された手づくりのつり銭ケースをくださるなど、運転や接客といった単純な仕事のスキルだけではない、細かな気遣いの部分をたくさん教えてくださる方でした。今もつり銭ケースは、働くときの必需品になっています。
とても思いやり深い方だったのですね。こうしたエピソードがすぐに出てくるところにも、
kmタクシーのあたたかい社風を感じます。
そうですね。特別なことがなくても、日常的に人を思いやる社風があると思います。特に私はシングルマザーとして2人の子どもを育てながら勤めさせていただいているので、そのありがたさを実感することは多いです。子どもが体調を崩してしまったときなど、子育て関係で何かトラブルがあったときは、いつもたくさんの方に支えていただいています。国際自動車は子育てしながら働いている方が多い職場なので、そういった配慮はとても充実しています。私のようにシングルマザーの方もいれば、シングルファザーの方もいて、一人ひとりに柔軟に対応してくれる会社だなぁと。
今回のインタビューで、様々な方が活躍できる会社だということがよく伝わりました。
八木さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!