今回お話を伺ったのは、2013年1月にキャリア入社したタクシードライバーの西川さんです。もともと街を車やバイクで走るのが好きだったことから入社を決めた西川さんですが、今では「お客さまとの出会いが何よりも楽しい」、「自分が想像もしなかった場所に連れてってもらえるのが好き」だと、とても楽しそうにお話していただきました。
最近では、班長として活躍されている西川さんに、「ホスピタリティとは何か?」という質問に答えていただきました。
「気持ち」が大切だと思っています。個人の考えではあるんですが、「ホスピタリティ」という言葉は口に出すようなことではないと思っているんです。自然に出る振る舞いや、しぐさ、言葉のように思っています。
現在班長として任命していただいているのですが、営業の知識を他のタクシードライバーに話す抵抗はまったくないです。むしろ、自分の日報を手書きで作成して、新人の人たちに開示しています。「何時何分に○○から○○まで行って、いくらだった」、「こんな風に動いたらいいよ」、「休憩はここでとるんだよ」など細かく教えています。もちろん、「休憩はしっかり取る、車も停める、帰庫遅れはしない」という基本的なルールを守ることは必ず指導しています。
いろんな方がいらっしゃると思うのですが、「正統派でもこんなに仕事が出来るんだ」、「タクシーってこんなにも可能性がある」ということを私が伝えてあげたいと思っています。
西川さんの入社までの経緯や観光バスドライバーとしてのエピソードは以下の記事からご覧いただけます。
地理のスペシャリストでなくても稼げるタクシードライバーになる方法