今回お話を伺ったのは、2007年2月にキャリア(中途)入社したタクシードライバーの沢野さんです。
沢野さんは、20年ほど働いた飲食店からの転職時に複数のタクシー会社から内定をいただいていましたが、国際自動車を選んだ決めては、面接の待機中に観察していた採用担当者の電話対応や挨拶などの「求職者から見えない部分の対応の良さ」だったそうです。
そんな沢野さんに、「ホスピタリティとは何か?」という質問に答えていただきました。
タクシードライバーは「接客業」であり様々な客さまの要望に応えなくてはなりません。日々の乗務で劇的な出来事があった際にどう演出できるかが大事だと思っています。
これはタクシーにご乗車されるなり号泣された女性のお客さまとのエピソードなのですが、どうしたのかと思って「失礼ですが、どうかなさりましたか?」と恐る恐るお尋ねすると、プライベートで上手くいかないことがあったと話してくださいました。相槌を打ちながら聞き役に徹していると氷が溶けるように少しずつ心が安らいだようで、降車時には「ありがとうございました」と笑顔で去っていかれました。
タクシーならではの接客を向上させるように、今後も一人ひとりのお客さまに向き合っていきたいと思います。
沢野さんの入社までの経緯やタクシードライバーとしてのエピソードは以下の記事からご覧いただけます。
飲食店を辞めてタクシードライバーに転職。タクシーが接客のキャリアアップになる理由とは