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2016.10.25

女性タクシードライバー 坂本さんのホスピタリティ

女性タクシードライバー坂本さん

タクシードライバー 坂本さん

今回お話を伺ったのは2015年からタクシードライバーとして働く坂本さんです。
高校から大学にかけて接客のアルバイト続けていた坂本さんは、人と関わる仕事をしたいと思って国際自動車に入社しました。
座席の汚れや、シートベルトをすぐに掃除できるように、常にウェットティッシュを携帯しているなど細かい心遣いを忘れない素敵なドライバーです。
「密な接客ができることがタクシーの魅力」と楽しそうに話してくれる坂本さんに、ホスピタリティとは何か?という質問に答えていただきました。

ホスピタリティとは

私にとって「ホスピタリティ」とは、「お客さまが何をしてほしいか読み取り、それにお応えすること」です。
お客さまがタクシーに何を期待するかは本当に様々です。ドライバーになって驚いたのは、「急いでいないお客さまもいらっしゃるんだ!」ということでした。「早く目的地に到着したい」のではなく、「荷物が多いから」「満員電車が嫌だから」「足が不自由だから」といった理由で、タクシーという空間を選択する方が多くいらっしゃいます。
また、「早く目的地に到着したい」と思うお客さまの中にも、「自分の好きな道を通って早く目的地に到着したい」という方がいます。その場合は、こちらが道路状況を加味して最善の経路を選択したつもりでも、「あ、こっちの道を通るんだ」と少し落胆したニュアンスで呟かれてしまうこともあります。
ですから、私が常に努力しているのは、「お客さまが何をしてほしいか読み取ること」です。
自分本位な接客ではいくら頑張っても、残念ながら伝わりません。お客さまに嬉しいと思っていただけないと、せっかく心を込めて行ったことでも「ホスピタリティ」とは言えないのかもしれません。タクシードライバーはとっても難しいです。
そのぶん、タクシードライバーほどお客さまからの「ありがとう」がダイレクトに響くお仕事はあまり無いと思います。電車やバスでドライバーに「ありがとう」と伝えられる機会は少ないですが、タクシーでは直接感謝の言葉をいただけることがよくあります。私はここにすごくやりがいを感じているんです。
まだまだ「タクシーが接客業である」という認識は広まっていないかもしれません。ですが、世間のタクシードライバーに対する接客レベルの期待値がそこまで高くないからこそ、国際自動車のモットーであるホスピタリティ・ドライビングをドライバー一人ひとりが発揮すれば強く印象に残ると思います。
私もまだまだ未熟ですが、一人でも多くのお客さまが私のタクシーの乗って良かったと思っていただけるように努力していきたいと思います。
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もっと詳しく知りたい方は

坂本さんの詳しい仕事内容については以下よりご覧いただけます。
女性タクシードライバーに質問「ペーパードライバーで運転が不安です。地理が分からないとお客さまから怒られないですか?」

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